レーベルゲートCDとは、ソニーミュージックグループが販売していた「著作権保護機能を付加したネットワーク認証型コピーコントロールCD」です。
ネットワークでCDのIDを確認し、正規の権利を持っている人が、デジタルミュージックプレイヤーで聴くための複製をつくったりできるものでした。
「でした」というのは、この仕様のCDは2004年11月に販売を終了し、ネットワーク認証サービスも2008年3月末日をもって終了してしましました。
このことで、CD持っている人は新たに権利を行使して、複製を作ることができなくなってしまいました。
そこで、なんとかできないものかと調べたらありました。
グルメリサ | 「レーベルゲートCD2 を iTunes に取り込む」のその後。
手順は、
- HiMdRenderer を立ち上げる。
- HiMdRenderer を[Batch Mode]にする。
- [Add Files]でレーベルゲートCD2 の中をアクセスして、曲のファイルを指定する。
- 出力先を[Browse...]で指定する。
- [GO RENDER!]で変換を実行。
- 変換できたら iTunes を立ちあげ「フォルダをライブラリで追加」で mp3 のファイルを追加する。
- 曲名などが文字化けするので「ID3 タグを変換...」で変換する。
- 変換してもうまく変換できないことがあるので、それは手作業で修正する。
って感じです。
ところが、変換中にエラーが出てしまい、変換処理が最後までできませんでした。エラーの内容から、「SonicStageのもっと新しいバージョンをインストールして試してみろ!」って感じのメッセージでした。
SonicStageとは、SONYのWalkMANにネットワークやCDの楽曲を取り込み転送するためのソフトウェアです。現在は、SonicStageCPとして無償配布されています。
ソフトウェア | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN "ウォークマン" | ソニー
で入手できます。
これをインストールして再度、HiMdRendererで変換取り込みをしたら、無事できました。
曲名などは、文字化けしました。でも、iTunesの「ID3タグを変...」で文字化けの修正もOKでした。
せっかく買ったCDをiPodで聴けないって残念ですよね。困っていないで是非お試しあれ。